ハンドメイドで生活をすると決めてから1年経ちました
7月1日。
早いもので、2020年ももう半分が終わってしまいましたね。本当にあっという間に時が過ぎていきます。年取るのが早いわけだ~(悲)
私は今、ハンドメイドで生活をしています。生活をしているといっても、事業届けを出しているわけではないので、職業は?と聞かれたら「無職」という立場なのですが…。
今日は、私が「会社員を辞めてハンドメイドで生活する!」と決めた時のことについて書きたいと思います。(私はつい最近まではOLだったんですよ~)
ハンドメイド販売を始めたのは今から約3年前。初めて間もない頃はあまり売れないのでそんなに大変でもなく、会社員をやりつつ趣味&副業の二刀流でやっていました。
ところが、次第に売れるようになり徹夜をするようになってからは、ちょっと大変だなと思い始めたんです。仕事が終わってから作業するので、どうしても夜遅くなってしままうんですよね。でも、その頃にはもうハンドメイドが楽しくて仕方なくなっていたので、大変だな~と思いつつも、なんだかんだ2年近くは二刀流生活(たまに会社を休んだりもしつつ)をしていたんです。「仕事よりもハンドメイドしてたい・・・」な~んて思ったりしながら。
前職では任期付き社員(いわゆる契約社員)でした。満期は5年。そして私は、2020年の3月でちょうど5年の満期でした。で、5年で満期を迎えたら退職、と思っていたんですけど…。
何やら途中から「無期雇用制度、始めました」って、冷やし中華みたいなことになったんですよね。
2018年から無期転換ルールが始まり、前会社でもそれが適用となったんです。申請をして採用試験に合格すれば無期で雇用してもらえるという。
これはけっこう悩みました…。
前の会社はオフィスがキレイで、福利厚生などもしっかりしていて、気の合う仲間もいて、環境は悪くありませんでした。むしろ良かった。ただ、組織の体制に疑問を感じたり、仕事にやりがいや達成感を感じることはありませんでした。私は仕事よりプライベート大事派なので、仕事でそこまで「やりがい」や「達成感」にこだわることはなかったのですが、「無期雇用制度に申請するかしないか」の選択を迫られた時、なんだかそこが妙に引っかかったんです。会社が嫌だとか、仕事が嫌だとかそういうことではないのですが、「このままここにいていいのだろうか」と考えてしまったんだと思います。そして何より、「ハンドメイドをやりたい」という気持ちが大きくなっていました。
こうしてしばらくは、どうしようか悩みながら過ごしました。お給料は欲しい、でもハンドメイドやりたい…。
そして、今からちょうど1年前くらい。無期雇用の採用試験が行われました。私は結局、申請をせず試験も受けませんでした。ハンドメイドで生活することを決めたのです。安定した生活よりも、自分がやりたいと思ったことをやる人生を選んだのです。
一度きりの人生、やりたいことやっておこう。失敗したっていいじゃない。やって後悔するよりも、やらないで後悔する方が嫌だ。
こう心に決めてから退職するまでは、とても充実した日々でした。会社でも「生き生きしてるね!」「いい顔してるね!」って言われたりして、モヤモヤしてたものがサッと晴れたのでしょうね。そしてそれが体からにじみ出ちゃったのですね。なんともわかりやすい。
新しい人生をスタートさせると決めてから1年。無事に退職してから5か月。
今は、自分のやりたいことをやれているという充実感と、副業時代と同じではいけないという緊張感を持って日々過ごしています(*^^*)