ハンドメイド販売を始めてみよう(実践編~作って写真を撮ろう~)
☆準備編はこちら
【作ってみる】
何を作るか決めて材料を揃えたら、いよいよ作成です。
作るときに私が気を遣う点は、サイズ感、季節感、カラー、全体のバランスなどです。どういうデザインにしようか悩んだら、まず「絶対これは使いたい!」というパーツを選んで、それをメインに他のパーツや花材などを並べてみます。パターンを入れ替えながら「これは違うな」とか「やっぱりこっちの色の方がいいな」とか、色々試していると「これ!」というお気に入りができると思います(*^-^*)
「どれを使いたいのかすらわからない、でもとりあえず何か作りたい」という場合は、画像検索などで気に入ったものをマネして作ってみるのが良いです。
あとは、丁寧に作ること。上手、下手、かわいい、かわいくないとかではなく、丁寧。かわいくて上手にできるに越したことはないのですが、上手と丁寧って違う気がします。丁寧さは、相手にちゃんと伝わります。例えばすっごくかわいくて、ぱっと見上手に見えるものでも、金具がちゃんと留まっていないとか、糸が出てるとか、グルーがはみ出てるとか…。雑に作られているけどかわいいものもあります。でも、それはやっぱり「かわいいけどな~、雑に作ったんだろうな~」って、ちょっと残念な気持ちになったりするんですよね。上手下手はテクニックで、だんだん身についていくもの。丁寧さはハートなので、初心者だろうが関係ありません。気持ちです気持ち。心を込めて丁寧に作ることを心がけましょう~(念はだめですよ)。
作り方については、各「作り方講座」で説明しているので参考にしてみてください♪(今後もどんどんご紹介していく予定です。)
【写真を撮る】
作品ができたら撮影です。晴れた日の日中に、自然光で撮るのがおススメです。そしてあればレフ版(自分でも作れます)。太陽光とは反対側にレフ版を置いて、作品に反射させると光が均一に当たって全体が明るい写真が撮れます。
背景ですが、私はなるべくサイト内で統一感を出したいので、同じ感じで撮影しています。販売サイトの作品ページには作品がばーーーーっと並んでいるので、ごちゃごちゃした感じを与えたくないなと思い、なるべくシンプルにしています。背景に物を置いたりするのもすごく素敵なのですが、作品よりそちらに目がいかない程度にするのが良いかな~と思います。
どんな感じで写真を撮るか決めたら、何枚か撮ってみましょう!作品全体がわかるもの、裏側、横から見た感じ、着けてみたor飾ってみた時の感じ、など色々な角度やシチュエーションで撮影すると、見る人のイメージがわきやすいかと思います。
ところで、何で撮影するかですが、ぶっちゃけスマホの標準カメラで十分です。きれいに撮れるアプリなどもありますし、スマホがあれば十分。
なのですが。やっぱりちゃんとしたカメラはぜーんぜん違います。だって、私が好きなポートレート写真(背景がボケるやつ)が撮れるんですよ。スマホにその機能が付いているものもありますが、あいにく私のスマホにはありません。写真を撮り始めてからすぐに「ポートレートいいな、ポートレート」とカメラが欲しくなってしまいました。カメラや写真に全く知識がなかった私は、あんまりちゃんとしすぎるプロ仕様のカメラは気が引けたのですが、ある日OlympusのPENを見つけて、もう、すーぐ買った!
上が加工なしで、下が加工ありです。全体の雰囲気はほとんど変わっていないのですが、下の写真の方が少し明るめなのがわかりますか?(え、わかんないって?)
わからないくらいのコッソリ感でいいのです。あからさまな加工は、見る人が「現物はどんな感じなんだろう…」と不安になってしまいますので(>_<)
何枚か撮ったら、全て同じ感じで加工するのがいいと思います。(1枚だけハイカラな写真があってもね…びっくりしちゃうから…。)